色々な事情で、女性が40代や50代から自立を図らなければいけない、そんな場面を生じることがあります。戸惑いや不安から、どう動くのが最善なのか迷い、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。

・離婚したいけど行くところがない

・夫と死別して生活が困窮

・親に依存して暮らしてきたけれど自立したい

・40代や50代でも活躍できる仕事に就きたい

・40代からでも働ける業種の選択肢は?

・仕事に就きたいけれど40代からでも大丈夫か不安

・40代や50代で就職を経験した人の体験を参考にしたい

・女性は年齢で差別を受けることがあるので不安

これといって専門的な職能やスキルを持たない女性が自立を求められる場面では、残念なことにこの国の社会保障は脆弱かつ冷淡で、困窮に陥る女性が急速に増えています。

12月29日から1月3日までの6日間、生活困窮者を支援する相談会で相談員をしていた。12月29日、30日、1月2日に都内の公園で開催された年越し支援コロナ被害相談村には三日間で337人が訪れた。うち女性は57人。12月31日の都内の公園で開催した臨時相談会と、1月1日、3日に教会で開催した年越し大人食堂には、三日間で150人以上が相談に訪れ、956ほどの食料が配布された。(中略)リーマンショック後にはいなかった炊き出しに並ぶ女性達も急速に増えている。ミニスカートの若い女性が、「品のいい奥様」といった年配女性が、野宿の男性に混じってお弁当を受け取る姿が当たり前の光景になりつつある。

(令和3年1月16日新潟日報 雨宮処凛氏コラムより引用)

「何か職業に就いて自活のための収入を得なければ・・・」

そんなふうに苦境に立たされた女性をさらなる不幸に陥れるのが、安易な「借金」や「風俗の仕事」です。「短時間で簡単に稼げる」といった甘い言葉で勧誘し、いったん踏み込んでしまうと徹底的に搾取され、容易には抜け出せなくなってしまいます。

女性が「性」を売り物にすることには多くのリスクが伴います。こんな事件もありました。

女性をだまし無修正動画投稿(新潟日報 令和2年2月7日朝刊)

マッチングアプリで知り合った女性の無修正のわいせつ動画を動画販売サイトに投稿したとして、警視庁保安課は6日までに、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで、東京都渋谷区渋谷1、無職○下○平容疑者(34)を逮捕した。2018年5月~19年12月にかけ、約200人のわいせつ動画を投稿していたとみて捜査している。女性たちにはトラブルで投稿できなかったとうそをつき、報酬を諦めさせていたとされる。保安課によると1本2千~5千円で販売し、計約3,500万円を売り上げていたとみられる。女性には顔がわからないように編集し売り上げを折半すると約束していたが、実際には編集せず金も渡していなかったという。

200人もの被害女性らは、おそらく「お金」のために詐欺師の口車に乗ってしまったのでしょう。ではそのお金がなぜ必要だったのだろうかと考えてみると、借金を返済しなければいけないとか、そんな切迫した事情があるように推察されます。

いったんネットに上がった動画は世界中に拡散し、完全に消し去ることは不可能です。「デジタルタトゥー」とも言われますが、以上に限らず女性が安易に「性」売り物にしようとするとき、そこには想像以上に巧妙な「罠」が潜んでいることを、どうか心に留めておいてほしいと思います。

では自身について「何の取りえもない」と感じているような40代以上の女性が、安全に自立を果たすためにはどのような手順を踏めば良いのでしょう。

まず、現時点で職業的なスキルを得るための幾ばくかの資源、つまりお金や時間に猶予がある場合には、資格の取得を試みるなどの選択肢もありますが、問題なのはすでに困窮の瀬戸際に立たされている場合です。

行政はセーフティネットを口にするけれど…

生活が立ち行かなくなった時に頼りたい行政による支援ですが、この国ではあらゆるセーフティネットに「結局、使えないじゃん」と利用を諦めさせるような条件が組み込まれています。社会保障費を節約するための常套手段なのか、支援制度を設けている体で、その実は冷たく困窮者を突き放します。行政機関に特有の個癖のようなものです。

例えば「生活保護」は憲法25条によって定められた「生存権」を保証する最後の砦のような制度です。憲法は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」として、それを守るための努力を国に求めています。

けれども、生活困窮者を支援する民間のNPO団体などによると、生活保護の申請を勧めても、2/3の困窮者はそれを固辞するそうです。寒空の下、寝る場所にも食べるものにも窮している人々が生活保護を拒む理由は何なのでしょう。

その理由は、生活保護の申請の際に福祉事務所が行う「扶養確認」という手続きにあります。福祉事務所は申請者の三親等までの親兄弟や孫などの親類縁者を探しだし、申請者を扶養できないかと問い合わせを行うのです。

なんと酷い制度なのだろうと悲しくなるのですが、令和3年1月29日の国会では共産党の小池議員が議題にし、「扶養確認」はやめるようにと菅総理に求めました。総理も担当大臣の田村厚労相も冷ややかな答弁に終始しましたが、小池氏は「関係が切れていないから、迷惑をかけたくないから生活保護を辞退する。なぜそれが解らないかなぁ…」と悔しげに訴えていました。

以上のように、行政の支援はいざという時に当てにできなかったりすることが多いです。けれども、各都道府県に設置されている「婦人保護施設」や「母子寮」など、いざという時に庇護を求められる場所は存在します。本当に困ったときには躊躇せずに助けを求めましょう。

〈追記〉

生活保護親族照会を緩和

厚労省が弾力的運用方針

生活保護を申請すると自治体の福祉事務所が本人の親族に援助できないかどうか確認する扶養照会を巡り、厚生労働省は4日、照会手続きを緩和する方針を示した。同日の衆院予算委員会で田村憲久厚労相が弾力的に運用すると明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で困窮し、公的支援を必要とする人は増えているが、「家族に知られたくない」と考え、生活保護の利用をためらう人が相次いでいる。このため支援団体は「扶養照会が心理的なハードルとなっている」として運用の見直しを訴えてきた。厚労省は自治体への通知や問答集で、親族に照会しないケースの一例として「20年間音信不通である」と明記している。田村氏はこの例示について「家族関係が壊れていて扶養してもらえないのであれば20年にこだわる必要もないのではないか」との見解を示した。すでに20年以下でも紹介していない自治体があることから「事実関係を調査し今より弾力運用できるよう努力したい」とした。公明党の竹内譲氏への答弁。扶養照会は、生活保護制度利用の認定の際、申請者の配偶者や親子、兄弟姉妹らに連絡する手続き。親族が高齢や未成年であったり、家庭内暴力などの事情があったりする場合は、照会は不要とされている。

(2021年2月5日新潟日報より)

 

住み込みの求人なら当面の住居と収入が同時に得られる

住み込み(寮付き)求人には特別な資格や経験がなくても就ける仕事がたくさんあります。住む場所やお金に困っている状況からでも、プライベートの確保された住環境と、月々の安定した収入が得られます。

 

住み込み(寮付き)求人のメリット

・仕事と住まいを同時に確保できる

・特別なスキルがなくても仕事に就ける

・家賃(寮費)が無料か格安

・ワンルーム個室寮完備の求人も多い

・家具や家電が備え付けられている

・職場の近くに住むので通勤のストレスがない

・家族寮に対応する求人もある

・赴任交通費や引っ越し費用が支給される

・支度金の支給や日払い OK の求人もあり当面の生活費に困らない

・正社員登用制度のある求人もある

・地元に縛られず住んでみたかった土地での生活をスタートできる

・社員食堂や食事(賄い)付きの職場や寮もある

・中高年が活躍できる求人がある

・国民年金や健康保険、雇用保険などのセーフティネットに加入できる

業種は一般的には以下のようなものが多く見られます。

 

〈製造業〉

若葉マークを手にした作業服の女性の画像

製品の組み立てや、部品の加工、検品など、主に工場内で行う仕事です。

製造業の特徴

・与えられた軽作業を黙々とこなす

・人間関係に煩わされにくい

・技術を身につけて資格に繋げられる

・正社員に登用されることもある

・長期の勤続が喜ばれる

 

〈宿泊業〉

温泉に浸かっている女性の画像

ホテルや旅館の仲居、清掃係などの仕事です。

宿泊業の特徴

・40代や50代が多く活躍している

・接客には技能も必要なので熟練しだいで長く働ける

・高級旅館(ホテル)などは客層も上品で我がまま客が少ない

・家庭的な旅館も適応すれば居心地よく働ける

・温泉地なら温泉に入り放題

・賄い(食事)付きの事が多い

 

〈観光業〉

南国風な花の路を歩く女性の画像

リゾート施設や宿泊施設でのサービス業務です。

観光業の特徴

・繁忙期のアルバイト求人が多い

・期間が終了すれば気兼ねなく辞められる

・旅好きな人は働きながら色々な土地の暮らしを体験できる

・自分らしいライフスタイルを見つける「自分探し」に活用できる

・当面の住まいと収入を確保しつつ、次のステップを模索するのに最適

 

〈美容系のサービス業〉

通常であればエステティックサロンなどの美容系のサービスも寮付きの求人が散見されるところですが、現在(令和3年2月)は感染症の影響で業界が低迷しているため、求人が見られない状況です。

以上の他にも「警備の仕事」や「寮の管理人」などの求人もありますが、警備の仕事は女性向け住み込み求人は稀で、寮の管理人は夫婦で住み込む求人が多くなっています。

 

住み込み求人のデメリット

住み込み求人のデメリットとしては勤務地が地方の僻地であるとか、生活が職場と寮の往復だけになってしまうとか、人によっては適応し難い部分もあったりしますが、都会にいても巣ごもり生活が強いられるコロナ禍の現状。

「ワーケーション」などという言葉も生まれ、働く場を積極的に僻地に求める人たちも増えています。むしろ自然豊かな落ち着いた環境は、40代・50代の女性が自立の足掛かりを得る場としては、お金も貯められるし、最適なのではないでしょうか。

コロナ禍の影響で世の中のニーズが急速に変化している現在ですので、これまで賑やかだった業界が急速に冷え込んでしまっているという状況もありますが、製造業や宿泊業、リゾートバイトの住み込み求人は現在も検索することができます。

ただし、多くの人が苦境に立たされている現状がありますので、以上のような住み込み求人も急速に埋まってしまうことが予想されます。

 

住み込みの仕事からの展開

住み込みの仕事は、もちろんその業界で経験を積み長く務めることも可能ではあるのですが、40代・50代からということになると心配な点もあります。例えば工場勤務などでは定年制もあるでしょうし、その後の生活をどう営んでいくかということも考えておく必要があります。

それには、やはり何か他の人よりも上手にできて収益化できる技能を身に付けておく必要があり、具体的には以下のようなものが想定されます。

・資格で公認される技能(工業系や接客系の資格)

・裁縫、洋裁、手芸などの技能

・料理や栄養など、フード系の技能

・福祉介護系の技能

・ブログやインスタグラム、Youtubeなどの情報発信者

・農家(パーマカルチャーの実践)

国民年金を受けられても、それだけでは生活が困窮します。技術はいったん身につければ一生の支えになりますので、なるべく早い段階で自身の趣味や興味をもとに技能の習得に努めることをお勧めします。

野菜を収穫する女性の画像

例示したものはあくまでも参考例で、現在はフードデリバリーの配送代行などのように、これまでは無かった新しいビジネスも続々と生まれています。多くは時代の変化で生じた新しい需要に「IT」を絡めて対応するようなサービスですが、従来の基本的な生活ニーズに対してもITの応用を意識することでと、より効率的で収益性の高いサービスを生み出すことが可能です。

 

まとめ

技能を磨いて長く雇用されるのも、フリーランスの道を歩むのも、社会的に自立するという点ではどちらの選択も有意義です。そして、まずは今の何も無い状況を切り抜けてスタート地点に立つこと、理想的な将来を描いて行動することが必要です。

住み込みや寮付きの仕事は以下のような求人サイトで検索することが可能です。40代・50代の女性が活躍できる職種も確実にありますので参考にしてみて下さい。

☆女性が活躍している経験不問の寮付き(住み込み)求人が探せるサイト

女性のかんたんお仕事探し・求人紹介サイト【ラシーク】⇒ お仕事探し・求人紹介 ラシーク

製造求人サイト【お仕事情報ネット】⇒ 寮完備で住み込み可能な求人を掲載中!寮費無料の求人も多数!【お仕事情報ネット】

製造業・工場の求人を探すなら【工場ワークス】⇒ 【寮付・未経験OK】新生活を始めよう ♪ by工場ワークス

☆温泉旅館やスキー場など期間限定の住み込みバイトが探せるサイト

業界No.1の高時給!!【リゾートバイト.com】⇒ 寮・食費無料!住み込みでバイトするならリゾートバイト.com!

2か月で50万貯まる!リゾートバイトなら【アルファリゾート】⇒ 寮費・水道光熱費無料・食事付のリゾートバイト!

© 2021 住み込みの仕事は女性が40代・50代から自立を目指す足掛かりに最適! Powered by AFFINGER5